久万高原町に現地調査に行きました(「社会調査演習Ⅰ」)
愛媛県との包括連携協定により、松山東雲女子大学では、地域の課題に向き合い、その解決策を考える、課題解決型学修を行っています。心理福祉専攻では、中予地方の久万高原町の協力を得て、同町の課題とその解決策について考え、その成果を発表する授業を展開してきました。
「社会調査演習Ⅰ・Ⅱ」の授業では、久万高原町の地域活性化に向けた取り組みに関して学生たちが本格的な調査を行っています。「社会調査演習Ⅰ」では、まずは久万高原町に関する情報収集を行い、中間発表をした後、現地での調査の企画を練りました。「社会調査演習Ⅰ」での現地調査はインタビュー調査です。(「社会調査演習Ⅱ」ではアンケート調査を予定。)今年は、久万高原町に移住されて、宿泊施設を経営している方、また、地元の食材を使ってお菓子作りをされている方を紹介してもらい、11月25日にインタビューに臨みました。移住を決めたきっかけ、久万高原町の魅力、現在の仕事や活動の内容、地域住民との関わり、移住者へのサポートや支援、などなど、質問はつきませんでした。ネット上の情報だけからは得られない、貴重な生の情報を得ることができて、学生たちには大変勉強になった一日でした。
入念に準備して臨んだとはいえ、まだまだ不慣れなインタビュアーの質問に、快く受け答えしてくださり、長時間お付き合いしてくださったインフォーマントの方々、インフォーマントの手配・段取りをしてくださった町役場の方に厚く感謝申し上げます。