子ども専攻:「ミラクル・エッシャー展」を鑑賞しました!
子ども専攻の増本ゼミ(造形活動ゼミ)では、5月10日にゼミの時間を使って、愛媛県美術館で開催されている企画展「ミラクル・エッシャー展」を鑑賞しました。3年生10名、4年生10名の合同での活動です。
エッシャーはよく「錯視」や「だまし絵」というイメージで語られがちですが、人物や風景も多くテーマにしているのが意外でした。クリスチャンであるので、宗教をテーマにしている作品も多くありました。
非常に技巧の優れた版画家であり、数学や元素についても造詣が深い人物です。作品は密度が高く、完成度がすごいものばかりで、上なのか下なのかわからなくなったり、吸い込まれるような画面も多く、150点あまりの作品には驚かされたり、既成概念を壊されたりもしました。4年生のなかには卒業研究のためのヒントをつかんだ人もいるのではないでしょうか。