子ども専攻の前期授業を紹介します!
子ども専攻で、2017年度前学期に行われた授業の中から、いくつか紹介します。1年次から4年次まで、実践を交えながら学んでいく様子をご覧ください。
「遊び研究」(直井先生、影浦先生)
1年次前学期の専門教育科目「遊び研究」では、子どもになって本気で遊ぶことを通して、遊びの大切さや遊びの中での育ちをとらえていきます。
「だるまさんがころんだ」「むっくりくまさん」などのわらべ歌遊びやルールのある遊び、屋外での遊び、絵本、紙芝居、人形作り、幼稚園での観察実習・・・などなど。最後はペープサートを作って発表会をしました。
どの作品も楽しませる工夫にあふれていました。授業を通して、子どもたちの前で演じるときに大切なことを学ぶことができました!
「心理子ども基礎演習Ⅰ」(影浦先生)
2年次前学期のゼミ科目「心理子ども基礎演習Ⅰ」で、児童文化財の製作を行いました。
今回は、パペットのくまさんと軍手人形のぶたさんです。みんな材料は同じなのに、どれも個性的です。不思議と愛着がわきました。
これらを使って、附属幼稚園でちいさなおはなし会をさせていただきました。指導案を立てて練習して臨みましたが、子どもの発想力にびっくり。そして私たちの発達理解の未熟さを感じました。みんなでカンファレンスをしてこれからの実践に役立てていきたいです。
幼稚園の子どもたち、先生方、ありがとうございました!
「教育実習Ⅱ」事例検討ポスター発表
「教育実習Ⅱ(第2次)」は4年次の前学期に開講されている幼稚園実習科目です。子ども専攻での4年間の学びの集大成とも言える最後の実習科目です。幼稚園実習から大学に戻ると、自身の実習を振り返る事後指導が始まります。そこでは、実習中に心に残った事例を互いに持ち寄り、少人数のグループで納得がいくまで検討します。なぜなら自分自身の考えに友達の考えや意見が加味されることで、自分の考察の視点が広がっていくからです。そしてその成果を発表する機会がポスター発表です。学生たちは真剣にそれぞれのポスター発表に耳を傾けています。
「卒業研究中間報告会」
2017年7月21日(金)の4・5限に「卒業研究中間報告会」が開催されました。2017年度から主査(ゼミ担当教員)と副査の2名の教員による審査を行うことになったことに伴い、各専攻で4つの教室に分かれ、卒業研究の中間報告を行いました。来年の卒業研究のために、3年生も授業の入っていない学生は、参加しました。
従来は、発表後の質疑応答は出席した学生が中心でしたが、今回から教員のみが質問する形になりました。このため、各学生の発表内容に関して様々な指摘や感想が述べられ、今後の卒業研究の集約に向けて、とても意義ある報告会になりました。