起業って難しそうだけど、私にもできる?!
今回は、現代ビジネス学科の専門科目である「現代社会と経済」をご紹介します✨
■ 「現代社会と経済」とは?
この授業では、物価・金利・為替・GDPなど、現代のビジネスや社会を理解するために欠かせない経済の基本を学びます。経済の仕組みや用語をわかりやすく解説し、自分の言葉で説明できる力を身につけることを目指します。
今回は、松山しごと創造センター および 株式会社ライフキャリア制作所 との共催企画である「学生起業支援セミナー」を2週にわたって密着しました✍️
第12回目の授業では「事業を始めた方の話を聞いてみよう」、第13回目の授業では「副業や起業のアイデアを考えてみよう」というテーマでワークショップを実施しました。
■第12回目: 松山市で起業した永野さんのお話
第12回目の授業では、松山市でお弁当の販売店「紺碧」を経営する永野麻実さんをゲストにお招きし、起業のきっかけや事業内容、経営スタイルについてお話を伺いました。
【 永野麻実さんのプロフィール 】
・松山市出身
・栄養士になるための新たな知識習得を目指して、松山東雲短期大学 食物栄養学科に社会人入学
・短大卒業後、松山市内の公立保育園で栄養士としての勤務を経て、お弁当販売店「紺碧」を開業


■ エフェクチュエーションとは?
エフェクチュエーション(Effectuation)とは、新しいビジネスを始めるに用いられる思考法で、「今、自分が持っているもの(知識・経験・人脈・資源など)」を起点に、“できること”から始めていくのが特徴です。
予測が難しい社会においては、完璧な計画を立てるよりも、「まず動いてみる」ことのほうが効果的な場面も多くあります。実際、多くの起業家がこの考え方を使ってビジネスを始めています。
■ 第13回目:起業アイデアを考えてみよう!
第13回目の授業では、“エフェクチュエーション”の考え方をもとに、学生たち自身が起業アイデアを考案するグループワークを実施!
「自分の得意をどう活かすか」「どんな人と組めば広がるか」「実現の可能性があるか」など、ビジネス視点で取り組みました。



グループワーク中に「私、実はこんなことできるんだ~」「え!すごいね!」と、友達の新たな一面を発見する場面も👀✨
お互いの強みや興味を掛け合わせながら、アイデアをどんどん膨らませていく様子がとても印象的でした。学生たちは、いつも以上にキラキラした表情で様々な考え方に触れながら、「チームでつくる楽しさ」や「発想を形にするおもしろさ」を実感したようです。
■ 完成した起業アイデアを一部ご紹介!


■ グループワークを終えた学生たちは・・・
・「永野さんのお話を通して、“夢を叶えるためには、自分で行動を起こすことが何よりも大切” ということを学びました。また、夢を実現するためには、その場その場でなんとなく動くのではなく、最終的な目標から逆算して今何をすべきかを考えることが重要であるということも学びました。これからは、自分の目標や夢に対して、どうすれば実現できるかをしっかりと考えながら、一つひとつの行動を大切にしていきたいと思います。」
・「これまでは何をするにも “タイパ・コスパ” が良いかどうかで判断することが多かったのですが、永野さんのお話を伺い、目標を達成するためには、時間をかけて自分のスキルを磨き、経験を積むことが大切であるということに気づきました。今後は、効率だけを追い求めるのではなく、自分にとって本当に意味のある選択をしていきたいと思いました。」
・「自分が心から “やってみたい” と思えることに素直になることが、強いモチベーションにつながると実感しました。また、無理に頑張ろうとせず、ビジネスは自分のペースで手の届く範囲から始めることで、ストレスなく、長く継続できるということも分かりました。」
■ さいごに
起業アイデアを考える中で「世の中にどんな価値を届けたいか」「誰のために、何ができるのか」といった視点に触れ、「自分にできること」や「今持っているモノ・スキル」についても深く考える機会となりました。
また、学生たちはアイデアを形にしていく難しさを経験する一方で、それ以上に「仲間と協力しながら、自分たちの手でビジネスをつくり出していくおもしろさ」を実感したようです🔍✨
経済の基礎を学ぶと同時に、身近なビジネスに注目することで、より具体的な学びとなった今回の経験が、学生のみなさんの今後の挑戦に活かされることを願っています🌱
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