塩生キャラメル大福の開発ストーリー
松山東雲短期大学 食物栄養学科です。こんにちは。
先日、このブログにて、案内させていただいた
「塩生キャラメル大福」の発売について、
製品の開発ストーリーをご紹介したいと思います!
塩生キャラメル大福の開発は、食物栄養学科・塩ゼミの2年生、
大塚茉未さん、宇都宮志保さんの2名が開発目標を立てました。
【塩生キャラメル大福の開発目標】
和の塩大福ではなく、若者が食べたいと思うような洋風の大福を作る!
・「伯方の塩」を使用して作る。
・たくさんの若者に自分たちが作った洋風塩大福を食べてもらいたい。
・店舗で販売してもらう。
【開発ストーリー】
店舗での販売を目指すため、亀井製菓(株)・畑寺店様のご協力の下、共同開発に取り組みました。
「洋風の大福」にするために、「塩生キャラメル」と「カスタードクリーム」を大福の中に入れることにしました。
はじめは、塩の配合が多すぎたり、大福の皮をうまく包めなかったりして、
失敗がありました。塩には、甘さを引き立てる「味の対比効果」(※1)があります。
甘さを引き立てる塩の配合はとても微妙で、最後まで塩の配分が難しかったです。
(※1 対比効果:異なる味覚が合わさり、一方の味覚が強められること)
塩生キャラメルとカスタードクリームの割合も、試行錯誤しました。
亀井製菓(株)・畑寺店の工場長様に、試作のご協力をいただいて、レシピを決めました。
とくに大福を皮で包む作業は、とても難しかったです。
工場長様のプロの和菓子技術により、大福もちで包んでいただき、製品が完成しました。
できあがった大福をもとに、食物栄養学科1年生・二宮綾香さんに、イラストを描いてもらい、
とても可愛いチラシができあがりました。
関係者皆様のご協力のおかげで、この大福ができました。
たくさんの若者に、この大福を美味しく食べてもらいたいです!
また、皆さんにおいしく食べてもらえるとうれしいです!
塩ゼミ一同