「絵本カフェ」にようこそ!
9月6日オープンキャンパス、子ども専攻では「絵本カフェ」を開催しました。
本学では今年度より「認定絵本士養成講座」が開設され、その関連事業の一つとして心理子ども学科で準備を進めてきたのが「絵本カフェ」です。
今回の「絵本カフェ」は、参加者が高校生であること、感染症対策への配慮が必要であることから、「絵本専門士」の菅さんにお力をお借りしました。
菅さんは、県内外で絵本に関する研修会講師を務めたり、図書館や学校、書店でのお話会の実践を数多く手がけていらっしゃいます。
絵本に関する知識の広さ・深さは随一で、この日にお持ちくださった絵本も、定番のものから美術作品・工芸品のようなものまで、驚きの幅広さでした。
そんな「絵本のプロ」のご助言で、今回は5~6人のグループに分かれて、一人ずつ「自分のおすすめ絵本の、特に好きな1ページを読み、その理由などを語る」というスタイルにしました。
でも、オープンキャンパスにお越しになる高校生は、とってもシャイです。
教員一同、「どうだろう~?高校生が話してくれるかな~?」と心配していましたが、そんな心配はどこへやら。
堂々と絵本を読み、どこが好きかを説明したり、自分の幼い頃の思い出を紹介したり、今の感じ方を語ったり、、、、びっくりするぐらい豊かに表現してくれました!
絵本を手にすると、自然と言葉がつむぎだされるのでしょうか。
不思議な「絵本の力」を借りながら、あっという間に楽しい「絵本カフェ」の時間が過ぎました。
「楽しかったです」と帰っていく高校生、「大人版の絵本カフェがあったら参加します」と仰ってくださるご家族さんもいらっしゃって、入り口を飾っている増本先生お手製の看板も誇らしげです。
今回は飲食ができなかったため、飲物の代わりにコーヒー飴や紅茶飴しか出せませんでしたが、いつかみんなで「カフェ」を楽しめるようにしましょうね。
オープンキャンパスにお越しのみなさん、絵本専門士・菅さん、どうもありがとうございました!