ICT機器を活用したオノマトペの紙芝居の発表
保育科1年生の図画工作Ⅱの授業では、オノマトペをふんだんに盛り込んだ紙芝居を製作しました。オノマトペとは擬態語のことで、「ザーザー」や「フワフワ」のように、音や物の状態を表す言葉です。世界の言語の中でも、日本語のオノマトペがもっとも多様で種類が多いといわれています。幼児の興味を引きつける繰り返しの要素が含まれることから、絵本でも多く用いられています。授業ではオノマトペを盛り込んだ紙芝居をグループで製作し、ICT機器(教材提示装置)を活用した発表をおこないました。大きなスクリーンに映し出された紙芝居の画面では、カメラワークやフレームを意識した演技が見られ、班ごとの個性が息づくすばらしい発表となりました。
このような発表によって、紙芝居が単なる製作品ではなく教材として活用でき、また伝える演技の必要性についても気づいてもらえたと思います。